エシカルジュエリー ダイヤモンドに求められる倫理と道徳

ダイヤモンドのエシカル

ダイヤモンドを扱うブライダルジュエリーに今後重要なキーワードになると予想されるのが
「エシカル(ethical)」と言う言葉です。

エシカルとは、「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞です。
つまり、「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」を示します。

つまりそのダイヤモンドジュエリーが、倫理的に正しく流通して製造されているか、ということが大事になってきます。




映画ブラッド・ダイヤモンドの衝撃

映画「ブラッド・ダイヤモンド」(原題:Blood Diamond)日本語に訳すと「血塗られたダイヤモンド」は、2006年製作のアメリカ映画で、レオナルド・ディカプリオ主演で話題になりました。

「ブラッド・ダイヤモンド」とは、紛争の資金調達のため不法に取引されるダイヤモンド、いわゆる紛争ダイヤモンドのことで、この映画は、このブラッド・ダイヤモンドを巡るサスペンス映画でした。

ご興味ある方は、ぜひレンタルDVD等でご覧ください。

この映画の衝撃により、紛争ダイヤモンドはダイヤモンド業界にとって大きな問題としてクローズアップされて来たのです。

エシカルなジュエリーブランド

エシカル・ジュエリーの走りといえるのが、デビアスの「フォーエバーマーク」ダイヤモンドで

「美しく、希少で、採掘からお手元に届くまで社会的に正しい、プロセスを経ている、こだわりのダイヤモンドです。」

と宣言してトレーサビリティ(産地追跡な可能な)を確保したブランドです。

日本国内でも、2007年に誕生した内原グループの「サバース」は、キンバリープロセスに則ったダイヤモンドジュエリーブランドです。

2009年に設立した「HASUNA」は生産・流通過程を可視化でき、児童労働や搾取をしないことに加え環境破壊をできるだけ抑えた素材の使用を心がけるブランドです。

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また、「ジュエリーマザーハウス」は途上国から世界に通用するブランド作りを謳い、ビジネスを通じた国際貢献を形にすることを掲げて2006年に設立しています。


還流ダイヤモンドの市場にエシカルの証明

エシカルなダイヤモンドか、そうでないダイヤモンドかはどこで見分けるのでしょうか?

それこそ、ダイヤモンドは、一旦ルースの状態で流通するとその履歴は全く分からなくなります。

しかも現在は還流ダイヤモンドが市場に流入してきています。

還流ダイヤモンドとは、一旦消費者の手元までいったものが、買取や下取りなどで買い取り業者や質屋などから、再びジュエリー市場に戻ってくるダイヤモンドのことです。

そのようなダイヤモンドは、直接海外のダイヤモンドディーラーなどで買い付けて輸入するよりも安価であるため、価格訴求を謳っているショップや、リサイクルショップの店頭に並んでいるケースが多いと思われます。

そのため、他のダイヤモンドとの区別を明確にするため、「エシカル」を宣言しているブランド、例えば「サバース」は、0.17ct以上のダイヤモンド全てのガードル部分にレーザー刻印を施し、研磨日、研磨責任者などの生産履歴を管理して、トレーサビリティを確立しています。

まとめ

日本の消費者がどこまでブライダルジュエリーに「エシカル」という純潔的な要素を求めていくかは現段階では不明です。

しかし、「エシカル」というキーワードは、歩みは遅いかもしれませんが、着実にトレンドになっていくことは間違いないと思います。

だから、現在婚約指輪を求めようと考えている方は、10年後、20年後以降のことを考えると
「エシカル」なブライダルジュエリーを求められることは賢明な選択だと思います。




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