僕は入社5年目くらいから
海外買い付けに行くようになりました。
1987年から最後に行ったのが2003年ですから、
約16年に渡って、海外買い付け業務に従事しました。
買い付け回数は60回ほどでしょうか、
行った国、地域は、
ロシア(ソ連)のモスクワ、ベルギーのアントワープ、
ドイツのフランクフルト、イスラエルのテルアビブ、インドのムンバイ、
タイのバンコック、香港、シンガポール、アメリカのニューヨークなどでした。

※香港のイメージ画像
買う国の思い出や出来事は
おいおい書いていきます。
今日は、海外買い付けの話ではなく
輸入したダイヤモンドに付けるソーティング(簡易鑑定/鑑別)の結果による
泣き笑いについて話したいと思います。
ソーティング付きでないと卸せない
僕が担当していたダイヤモンド・ルースのアイテムは、
ポインターという0.20ctから1.00ct未満のサイズで、
SIクラス以上でした。
だからちょうどブライダル用のサイズと品質だったのです。
輸入業者が、取引先に卸すとき、
費用が掛かりますがやらないと売れないことがあります。
それは、買い付けたダイヤモンド一つ一つに
ソーティングを付けることです。

※中央宝石研究所のホームページより
ソーティングというのは、
簡易鑑定/鑑別で、ダイヤモンドのサイズ、4Cのグレードを表示して
パーセルや袋にダイヤモンドを入れるものです。
そうしないと仕入れ担当は、買わないのです。
何もつけないルースのまま持っていくと、
ソーティングで、こんあグレード以上だったから仕入れるよ
ということになります。
つまりダイヤモンド・ルースの流通経路において、
どこかでソーティングを取り、最終的に消費者に渡すときは、
鑑定書または鑑別書を付けます。
つまり卸売の条件としては、
ソーティングを付けるし、その経費は、輸入業者が持つというのが
ある程度業界の常識となっています。
ソーティングの結果で一喜一憂
僕は、買い付けた商品のソーティング結果は、
ほぼ自分が検品した内容と大きな違いはありませんでした。
むしろ多少良く出ることの方が多かったです。
よく出るというのは、
ロットの平均よりも高いグレードのものが多く出る
ということです。
そういう結果がでると
販売しやすくなりますね。
まとめ
ダイヤモンド輸入業者にとって、
ソーティング結果をめぐる様々な物語があります。
その辺のことは、
次の時にお話ししたいと思います。

