僕は約20年間ダイヤモンドの輸入卸の仕事をしてきました。
ダイヤモンドの美しさはその輝きです。
でも実際の販売現場ではどうでしょうか?
お客様にダイヤモンドの輝きの素晴らしさが伝わっているでしょうか?
このブログでは、ダイヤモンドの素晴らしさとより賢い購入の方法をご案内して行きたいと思います。

※画像はダイヤモンドカクテル
ダイヤモンドの裸石をカクテルグラスに盛りました。
当時開業した東京スカイツリーにあやかって634ctです。
ダイヤモンドって何?
ダイヤモンドは人類の歴史の中で、最も熱望された宝石の一つですね。
ダイヤモンドの素材は炭素です。しかし地球内部の高温高圧のマグマ活動のより、緻密な完全なる結晶構造として誕生しました。
そのため、地球上でもっとも硬い鉱物であり、あらゆる物質を傷つけることが出来ますが、何者にも傷つけられないのがダイヤモンドです。
ネットの情報を観察していると中には生かじりの情報で、ダイヤモンドの輝きは永遠ですか?という質問に対し
“永遠ではありません。高温下に投入すると燃えて二酸化炭素となってしまいます。
不相応に珍重されているに過ぎないのです。”
高温下に投入すると二酸化炭素となります、とありますがこれは事実です。炭化するのは800℃から1,000℃以上と言われています。
家庭のガスコンロが、1,700℃くらいと言われていますので、
ガスコンロではあぶらないでくださいね。
そんな人はいないと思いますが。
しかし、この回答で腹立たしいのは、“不相応に珍重されているに過ぎないのです”という件です。
ダイヤモンドがどういう風に珍重されているのでしょうか?
現代の日本では、普通の市場に流通して多くの大人の女性に愛用されているのですがね。

※ダイヤモンドの原石
カットされていないダイヤモンドは偉大な騎士達の甲冑を装飾し、
カットしたダイヤモンドは時代を通じて王や女王の冠を飾りました、
今日では、世界中で愛と婚約のシンボルとして知られ、一部の大粒の希少なものは投資の対象としても関心が高まっています。
でも現状はどうなんでしょうね。
今後、このブログで明かして行きたいと思います。
ダイヤモンドはお守りだった
1500年代、ダイヤモンドは、妻への愛を強める夫のタリスマン(お守り)でした。
ユダヤ教の教典であるタルムードには、高僧がダイヤモンドを身につけ無罪か有罪かを立証するために役立てていたとされています。
つまり告発された人が有罪ならばダイヤモンドの光が鈍り、無罪ならば以前にも増して輝いた、と書き残されています。
へえ、ダイヤモンドってお守りだったら、有罪、無罪の指標になっていたんですね。
ダイヤモンドとヒンズー教徒
ダイヤモンドは無色透明と思っている人が多いと思いますが、実際は、虹を構成する色のダイヤモンドが存在します。
ヒンズー教徒は、4つのカースト制度に応じてダイヤモンドの等級付けをしました。
・バラモン(無色ダイヤモンド)は力、友人、富と幸運
・クシャトリア(ブラウン/シャンパン・ダイヤモンド)は老いを防ぐ
・ヴァイシャ(イエロー・ダイヤモンド)は成功を運ぶ
・スードラ(磨かれた刃物の様な輝き。グレーかブラック)あらゆる種類の良い未来
そしてレッドとイエローのダイヤモンドは王室専用の宝石で、王ただ一人のためのものでした。

※非常に珍しいファンシーレッドのダイヤモンド。
まとめ
ダイヤモンドを始めジュエリー業界に身を置く者として、ジュエリーが、自分とは縁がない、自分とは関係ない、だから知ろうとしない人がまだまだ大勢いらっしゃるようです。
僕もたまたまこの業界に入ったので、違う業界に行っていたら関心がなかったかもしれません。
でもせっかくこのジュエリー業界に入り、ダイヤモンドの買い付けから販売まで関わってきた人間としては、ダイヤモンドをもっと知って頂きたいと思います。
販売の現場の人も、4Cと言われるグレードにこだわり過ぎるように思いうこともあります。4Cは人間で言えば、性別、年齢、身長、体重くらいので情報にしかすぎません。
もっと大切なことがあるのです。このブログでお伝えして行きます。

