ダイヤモンドの婚約指輪 Hカラーって黄色いと思いますか?

ダイヤモンドの価値

ダイヤモンドの婚約指輪は、婚約した証に男性が女性に贈るものです。
日常生活では、地金だけの結婚指輪をすることが一般的でした。

ただ、近年の傾向は、婚約指輪の単価を抑え、その分結婚指輪を豪華にして
婚約指輪を一緒に嵌めて、より婚約指輪も日常的に使おうという傾向です。

個人的には、婚約指輪は、お出かけの時などにして行くのが良いと思います。
例えば、友人の結婚式や披露宴。コンサートや観劇に行くときなどですね。
また、食事会などに行くときなども着けて行くよい機会だと思います。

さて、婚約指輪のダイヤモンドグレードでHカラーって黄色いですか?
婚約指輪に相応しくないですか?という質問を頂きました。

これについて本日は書きたいと思います。



ダイヤモンドの婚約指輪にHカラーは相応しいか?

質問されてきた女性は、すでに婚約指輪を頂いたのか、それともこれから購入を考えているのかわかりませんが、

どうやら、友人に言われたり、ネットの記事をなど読んで気にされているのかと思います。

結論から言うと、Hカラーは婚約指輪に相応しいカラーの範囲で全く問題はありません。

しかも、Hカラーは着けていて黄色味があるからHカラーですね、とドンピシャで当てる人はまずいません。

僕はダイヤモンドの卸販売に20年、海外買付歴15年、そしてこの目で検品した0.20カラット以上のダイヤモンドは、何万個もあるでしょう。

過去に、女性から指に嵌めているダイヤモンドの指輪を見せられて、このグレード分かる?と聞かれたことが何度かあります。

だいたい聞かれるのは、パーティーや宴席ですので、カラーダイヤモンドならいざ知らず、こんな経歴の僕でもわかるわけがないので、素直に「大きさは大体わかるけど、グレードはわかりません」と言います。

知ったかぶりでこれはHのVSクラスです、なんていうやつがいたら、単に受け狙いの余興かうそです。

またそんな席でダイヤモンドのグレードを聞いてくる女性は、変な自信があるのです。
だから僕は深入りしないようにしています。

話が脱線しましたが、

普段つけている指輪のダイヤモンドのカラー、しかもほぼ無色であるHカラーとDカラーの見分けが瞬時で出来るひとは誰もいません。

むしろ同じ予算ならHカラーにすることでGカラー以上に比べ、より大きなダイヤモンドの婚約指輪を購入できるチャンスです。

自信を持ってください。

※画僧はイメージです

ダイヤモンドの婚約指輪 Hカラーはなぜいけないのか?

もしかして婚約指輪はDカラーでなきゃ、とかFカラー以上でなきゃとこだわっているのは日本だけかもしれません。日本よりももっと販売数の多い中国では、IJKカラーも普通に扱っています。

その証拠に、日本国内で余っているIJKカラーを安価で購入して、中国に輸出していた企業もあるくらいです。

では日本でなぜ、婚約指輪はFカラー以上でなきゃ的なイメージが出来たのでしょうか?

考えられるのは次の二つに理由です。

1、婚約という神聖なイメージから無色、透明、無傷が相応しいとされたから

2、販売しやすいから。セールストークは簡単だから。

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まず、1について。
日本で、婚約時にダイヤモンドの指輪を贈るという習慣は、デビアスの広告を請け負っていJ・ウォルター・トンプソンが60年代頃から始めたキャンペーンからです。
70年代に入って、有名は「ダイヤモンドの婚約指輪は給料の3ヵ月分」という有名なキャッチコピーを打ち出して取得率を増やしました。

ここで、販売する側は、婚約指輪に使うダイヤモンドなんだから、無色透明がいいじゃねえ、なんて考えて最低ラインをH VS2以上となんとなく暗黙の認識にしたように思います。

そして2。
販売する方は、Dカラーが販売しやすいのですよ。

「やっぱりご婚約のような神聖な事には、無色透明が一番です!
しかもDカラーは、貴重ですし。。。」なんて。

ダイヤモンドのグレードは、つまり4Cはバランスなんですがね。
だから現在に至ってもカラーやクラリティーは高いグレードをすすめる傾向があるので、
0.20カラットから0.30カラット未満のサイズが主流なんです。

個人的には、もっと大きなダイヤモンドを着けてほしいと思います。



ダイヤモンドの婚約指輪 Hカラーではいけないんですか?

個人的には、カットが良くて輝きの良いダイヤモンドなら、婚約指輪用だとしても
IJKカラーでも良いと思います。

でも販売する方が怖がるんですね。

あとで苦情が来るんではないか?クレームが来るんではないか?なんて。
また、いざIJKカラーのダイヤモンドを探そうとしても需要がないから、
むしろ大変かもしれませんがね。

最後にHカラーを気にしている方は、友人たちの会話などで、
「あら、あなたはHカラーなの?私はDカラーよ」
なんて会話が気になるかもしれませんね。

でも、その時はHカラーだけどその分ダイヤモンドは大きいし、
何といっても愛する男性から贈られたのだ、ということで気持ちをしっかり持ってください。

何度もいいます。

ダイヤモンドの価値は、4Cのバランスです。
同じ予算なら、カラーを重視すれば、どこかを下げなければなりません。

そして同じ金額で購入したダイヤモンドは同じ価値なのです。

同じ購入価格なら、友人が、0.25ct D VVS1 EXTなら、あなたは、0.40ct H VS2 VGでいいではないですか。
比べた時に輝き方は変わらないと思いますよ。そしてあなたのダイヤモンドは大きいのです。

まとめ

婚約指輪は、婚約時に贈る、贈られるものなので、まだ結婚前ということもあり、
女性の気持ちも不安定だったりするデリケートな時期です。

だから、傍から見ているとそんなことを気にしなくてもということを気にする女性もいらっしゃいます。

でもその気持ちを受け止めて、大丈夫ですよ、ということにしています。

Hカラーというダイヤモンドは、単にHカラーとグレーディングされただけで、
それ以上でもそれ以下でもありません。ましてそれだけで価値を左右するものでもないのです。



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