ダイヤモンドのリサイクル 中古品でも価値は変わらないか?

ダイヤモンドとは?

ヤフー知恵袋や教えて!GOOを見ているとユニークな質問やユニークな答えがたくさんあって面白いです。

例えば、

一杯の水とダイヤモンドがどちらが価値がありますか?

たくさんの答えをお待ちしています。

 

なんて、この質問者は、一杯の水の方が価値があると言いたいのだと
みえみえで、回答者も3名と少なく、健全な反応だと思います。
答えは簡単で、状況で違う、ですね。

 

まあ、価値がるのはダイヤモンドですけどね。

また、ダイヤモンドの価値は中古になっても変わらないか?

という質問がありました。

これもダイヤモンドに依りますね。




買取り価値のあるダイヤモンドは?

ダイヤモンドだからといって、なんでもリサイクルショップや買取り専門店で
買い取ってくれるわけではありません。

お店によって多少違いますが、通常、買い取り対象となるのは、0.20ct以上、SIクラス以上だと思います。

カラーもHカラー以上、カットもGOOD以上あった方がいいでしょう。

それ以下のグレードだと、買い取れないとか、地金の重さの一部になってしまうとかです。

金・プラチナはその純度が分かっていれば、後は重さだけの問題なので、売り買いは容易ですし、分かり易いです。でも、ダイヤモンドはなかなか明確ではないんですね。

ダイヤモンドの買取価格が分かりにくい理由

僕もダイヤモンドの買取をしたことがありますが、買い取る側の論理としては、損をしないよう買い取ることがポイントです。

世界的なダイヤモンド商人というとユダヤ人とインド人です。

ある時、イスラエルの業者、当然彼はユダヤ人ですが、
あるダイヤモンドの値段について質問しました。

そうしたら彼の返事は、
「それは売値か?買値か?」
と逆に質問が返されました。

つまりダイヤモンドには売値と買値があり、特に業者が買い取る場合のポイントは、
買い取る側が損をしない買値ということになります。

で、損をしない買値とは、すぐに多少の利益を乗せて転売できるか、ということを考えます。

しかも、それは買取業者によって上下がありますので、もしダイヤモンドを売りたいと思えば、2~3社買取業者を回った方がいいかもしれませんね。

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ダイヤモンドビジネスは儲からない

業界の裏話を書きます。

現代は、ダイヤモンドの輸入卸のビジネスは儲かりません、というか全くビジネスとして成り立ちません。その証拠にダイヤモンドの輸入卸だけで成り立っている企業はほとんどないからです。

あったとしても、ジュエリーメーカーなどと提携して買付代行をしているなど、
個人および少人数でやっている会社です。

ダイヤモンド輸入卸のビジネスの黎明期は、70年代前半ことです。
いまから40年以上前ですね。
その頃は、日本の市場にもダイヤモンドの流通量が少なく、需要に追い付いてなかったので輸入しても取引きが盛んだったのですが、バブル経済の崩壊後の90年代も中盤近くになって来ると、ダイヤモンドの流通量が市場に溢れだし、業者間で融通し合い、そうなると損して売りさばくという行為が横行し、輸入業者はどんどん体力を消耗して消えた言ってしまいました。

ちなみに財務省から出ている輸入統計によるとダイヤモンドの輸入額のピークは、1990年で約3,700億円ですが、昨年2017年は891億円ということですから、なんと1/4まで減っているんですね。
多分これはコンサイメント(委託販売用)も入っていると思うので純粋な輸入額はもっと少ないのではと思います。

まとめ

結論としては、ダイヤモンドはジュエリーの枠から話してしまえば中古品か新品かはわかりませんし、つまるところダイヤモンドには中古品はありません。

中古品とは、新品に比べて状態が劣化している、前の持ち主の痕跡が残っているから中古品であって、ダイヤモンドにはそれがないので、中古品は存在しないといって過言ではないでしょう。

つまりお金と一緒で天下の回りものなのです。

ある専門店の国内でダイヤモンド・ルースを仕入れているので、その仕入れ先のダイヤモンドディーラーは、海外仕入れもしますが、国内市場から仕入れもあります。

だから厳密に言えば、名のある専門店で購入した婚約指輪に使われているダイヤモンドが、以前誰かの婚約指輪だった、という可能性はゼロではありません。

でも、これにこだわったり気にしたりする必要はありません。
卸すダイヤモンドディーラーも仕入れる専門店も当然販売員もそんなことは分からないからです。




 

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