ブライダルリングとは?婚約指輪と結婚指輪の歴史、取得率、平均額

ダイヤモンドのお手入れ

現代の日本でブライダルリングというと婚約指輪と結婚指輪の両方を指します。欧米では、婚約指輪と結婚指輪の両方を贈るという習慣は、19世紀に入ってからありました。

それまでは、その時代の教会が結婚を重視するか、婚約を大事にするかによって、どちらかの時に指輪を贈りました。

一方、日本で一般的になったのは1960年代、昭和40年代の高度成長期以降です。

さて今日はブライダルリング、つまり婚約指輪と結婚指輪についてのお話を書きたいと思いたいと思います。




婚約指輪の歴史 取得率と平均価格

婚約指輪は、婚約の時に男性から女性に贈る指輪のことです。
エンゲージ・リング(engagement ring)とも言われます。

エンゲージメント(engagement)は婚約という意味ですが、契約、約束そして債務という意味もあります。だから男性としては、エンゲージ・リングを贈るということは責任はもちろん覚悟も必要ですね。

日本ので婚約指輪は、ダイヤモンドをプラチナ枠、俗に立て爪枠と呼ばれるシンプルな6本爪で留めたものが多いようです。

※画像はイメージです。

デザインもプラチナ枠のリングは、真っすぐなものが多いですが、少し曲線のものや、脇に小さなダイヤモンドなどをあしらったデザインもあります。

さて、ダイヤモンドの婚約指輪を初めて贈った人は、オーストリアのマキシミリアン対抗と言われています。

それは、今から約540年ほど前の1477年のことです。ブルゴーニュのマリー姫に、かまぼこ型ダイヤモンドでMの字を堅どったものを贈りったのが最初とされえています。

1477年というと15世紀の後半。日本は室町時代の中期で応仁の乱(1467年~1477年)の頃。西洋では東ローマ帝国が滅び、オスマン帝国が勢力を伸ばしていた頃です。

日本で、ブライダルリングを贈るという習慣が一般的になったのは1960年代からです。
そして1970年にデビアスのCM「婚約指輪は給料の三か月分」というキャンペーンで取得率が伸びました。



結婚指輪の歴史

結婚指輪は、結婚式のとき、または入籍した日に男女が取り交わすリングです。
ウェディング・リング(wedding ring)、マリッジ・リング(marriage ring)とも呼ばれています。一般的にはマリッジという呼び方の方が多い感じですね。

結婚指輪の起源は古く、古代ローマ時代より取り交わされようになりました。
初め素材は鉄でしたがローマ時代末には金への変わりました。

現代でも欧米では金のマリッジ・リングが主流です。

一方日本では圧倒的にプラチナの比率が高いです。
婚約指輪と同じく、一般的になったのは1960年代からです。

日常するものですから日常生活で邪魔にならないシンプルで飽きの来ないデザインが主流です。

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※画像はイメージです。

さて、ではなぜ結婚指輪は左手の薬指にするようになったのでしょうか?
古代エジプトで信じられていた「左手の薬指には心臓までつながる愛の血管が通っている」というエピソードがルーツという説があります。

しかし、実際のところ右手の薬指や中指に嵌められていた国や時代もあります。

左手の薬指は優勢になったのは17世紀からです。
その理由も日常生活で指輪を嵌めても邪魔にならない指、という現実的なものらしいですね。

ブライダルリングの相場 取得率と平均価格

婚約指輪の取得率は、現代では約56%(2012年ジャパン・プレシャス調査より)のカップルが婚約指輪を贈っています。

取得の平均価格が約¥264,000で、約7割のカップルが30万円以下です。
給料の3ヵ月分に該当するであろう50万円以上となる10%以下です。
多くのカップルが現実的な金額を選択していること堅実な現代の世評を合っていると思います。

結婚指輪の方は、取得率は婚約指輪に比べ圧倒的に高く、約97%という調査結果が出ています。女性用の指輪の平均価格が約\86,000で、二人で約15万円が相場と思われます。

だから、カップルがブライダル・リング(婚約指輪と結婚指輪)に使う費用としては約40万円から42万円というところが相場です。

面白いのは再婚の場合は、取得率も金額も上がります。
婚約指輪で取得率は66%と約2/3で、平均金額も約342,000です。

結婚指輪の取得率は66%で、女性用の指輪の平均価格は約\108,000で、

結婚指輪の取得率のみ初婚のカップルより下がります。

こちらは、人生の酸いも甘いも知った二人には、愛の証への執着も少ないのだろうと想像できます。

なお、平均価格が初婚よりも上がっているのは当然で、再婚となれば贈る男性も年齢も社会的地位も上がっていますからと容易に理解できます。
※調査資料はジャパン・プレシャス2013より

まとめ

1970年代、今から40年以上前にダイヤモンドシンジケートのデビアスが展開した婚約指輪キャンペーンで「婚約指輪は給料の三か月分」というフレーズは、いまだに根強く残っているのには驚きます。

当時、中学生から高校生だった僕には、単にそんなものかと思っただけですが、実際に婚約指輪を贈るとなると、三か月分なんてとんでもない価格で年収の1/4にもなるわけですから、現代では100万円くらいになり、とてもではないが現実的ではないですね。

もちろん、宝飾業界に身を置く者としては高額品を購入して頂きたいですがね。
また、100万円のダイヤモンドの婚約指輪なら1キャラットを超すものも購入できますから、親から、子、孫へとダイヤモンドを引き継げは、長~い目で観れば安いのかもしれませんね。

200年後くらいに、男性から女性にこれ僕の家族の祖先に200年前から引き継がれている1キャラットのダイヤモンドなんだよ、とプロポーズするのも素敵かなとも思います。




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