ダイヤモンドのファンシーシェイプシリーズ第四弾です。
今日は、カットの中もでもっとも古く開発されたもので、しかも現在もしっかりと存在価値のあるローズカットをご紹介します。
ローズカット ダイヤモンドは伝統的なカット
ローズカットは、16世紀初頭のヨーロッパ諸国ですでに使われていたカットです。
なかなか歴史あるカットですね。
裏面はパビリオンがなく平らで、表面がほのかにふくらんでいます。
表面を三角の面ですべて覆う様子が、薔薇のつぼみを連想させることから、
ローズカットを命名されました。
18世紀になってブリリアントカットが発明されて人気が出てからは、
大きな原石の多くは、ブリリアントカットに研磨されました。
それでも、厚みのない原石や大きな原石を荒削りした時に出た半端な石などは、ローズカットに研磨されました。
現在でもローズカットは、ジュエリーの脇石としてしっかり生き残っています。

※ローズカット
ローズカット ダイヤモンド 控えめな煌き
ローズカットにはパビリオンがなく、ブリリアントカットのように光をつかまえることが出来ません。
表面から差し込んだ光が底部から漏れてしまうんですね。
だからブリリアントカットに観られる、クラウン側から入った光がパビリオン側で内反射して、再びクラウン側から出て、キラキラ輝いて見える現象がありません。
そのため、多くのローズカットのジュエリーが裏面にフォイル(箔)を貼って、光が漏れるのを防ぎ、逆に反射させる仕様になっているんですね。
近年、レーザー技術の発達が、非常に困難であったダイヤモンドの穴あけを容易にしました。
そのためユニークな形のローズカットが開発されたり、ブリオレットカットというミラーボールのようなカットも誕生しました。
ブリオレットカット ダイヤモンドの魅力
ブリオレットカットは、揺れるとミラーボールのような独特な輝きを放つカットです。
ブリオレットカットは、ドロップ型で、周囲を三角形または長方形の面で囲んでいるカットです。
通常は先端に穴をあけ、連結させてネックレスに仕立てたり、吊り下げてイヤリングしたりします。
ただ、実は、ブリオレットカットにできる原石を見つけるのは困難なのです。長めでふくらみがあり、透明度が高い原石に限られているからなんですね。
まとめ

ダイヤモンドのカットは、すでに完成されていると言われていますが、先ほども記しましたがレーザー技術の進歩と共に、ユニークで不定形にカットされるダイヤモンドは、今後のジュエリーの進化に可能性を感じさせますね。

