古代ローマ時代にあっては、
男が女に、一方的に指環を贈っていたようです。
さて、現代の日本では、
婚約指輪(エンゲージリング)
結婚指輪(マリッジリング)
は、ともに左手の薬指に嵌めます。
これは、既婚か未婚か見極める基準にもなっています。

結婚して、25年が経った私は、
外出する時は、必ず左手の薬指に結婚指輪をして出かけます。
もうすっかり習慣化して、
して出かけないと気持ち悪いくらいです。
こんな私ですが、新婚当時は、嵌めないで出かけることも多く、
あるバレンタインデーに取引先の女性から、
チョコレートを頂き、これは義理チョコではなく、
お付き合いしてほしいという意思だったそうで、
既婚だと伝えると、
「ちゃんと指輪してください」
と少し責められた記憶もあります。
さて、そんな左手の薬指ですが、
いつからこの指にするようになったのか、考えたいと思います。
ダイヤモンド婚約指輪 薬指は近年から
指環に関する史書などを読むと、
婚約指輪をどの指に嵌めていたかについて、
さまざまな説が述べられています。
国によって、
時代によって、
いくつかの変化がありました。
ほとんど、世界中で、
左手の薬指に嵌める習慣は比較的近年のことなのですね。
さて、いくつかの風習のうち、
婚約に際して親指に、
そして結婚に際しては薬指に嵌めることもあったようです。
ダイヤモンド婚約指輪 マリッジリングはなぜ左手
では、マリッジリングはなぜ左手に嵌めるのでしょう。
古代エジプトで信じられていた
「左手の薬指には心臓までつながる愛の血管が通っている」
というエピソードがルーツという説があります。
実際ところ右手の薬指や中指に
嵌られている国や時代もあります。
左手の薬指が優勢になったのは17世紀からです。
実は、本当のところ、
「日常生活で指輪を嵌めても邪魔にならない指」
という現実的な理由もあるようです。
ダイヤモンド婚約指輪 古代ローマは婚約期間が長かった!?
古代ローマ時代、女性は12歳から、
男性は14歳から結婚が可能である、
と定められていました。
ただし、実際には女性は19歳前後、
男性は21歳前後で結婚することが多かったようです。
そのためにというべきであろうか、一般に婚約期間は長かったようです。
なるほど、12歳の少女期に婚約したなら
ともかく薬指には大きすぎたでしょう。
やがて女として成長して、
結婚の折にはそれを薬指に嵌めます。
婚約期間の長さを考慮すれば、
これまた理に叶った習慣であったかもしれません。

初期の婚約指環は比較的簡素なデザインでした。
ただ、その台座に贈り主の、すなわち未来の夫の頭文字を配することはありました。
単なる円環であるよりも、
自らの名を刻んでおいたほうが、
印象においてより効果的と考えたと思われます。
「私の愛を忘れずにいて欲しい」という切なる男心のあらわれ、
と解することも出来ると思います。
まとめ
結婚とは、契約とはよく言われます。
ドライに考えると、
仕事上の同僚、相棒という感じでもあります。
若い頃は、単にイケメン、美人、スタイルがいいで
相手を選ぶかもしれませんが、
一緒に仕事をする相手として
いいのか、どうかということも
チェックした方がいいですよ。
いや、結婚生活を長く続けるほど、
そう言う点が大事だと思うものです。

