4月の誕生石はダイヤモンドです。
現代では、ダイヤモンドがジュエリーの王様、主役で、ジュエリーの中でも最も格の高い宝石です。
ダイヤモンド自身は、旧約聖書にも出てくるほど古いですが、当初はその比類なき硬さが重宝されていました。
その輝く美しさが、知られるようになったのは、発見から1400年以上も経った17世紀になってからです。
そして現代の58面体のブリリアントカットの原型が出来たのがようやく18世紀以降です。
さらに飛躍的にカットの技術が向上し、バリエーションが増えたのが20世紀まで待たなければなりませんでした。
今日はファンシーカットの中でも特に人気の高いペアシェイプについて書きます。
ダイヤモンドのペアシェイプは洋梨形
ペアシェイプ(Pear Shaped Diamond)は名前の通り、洋梨形にカットしたダイヤモンドです。
ダイヤモンド取引では、ドロップと言う人もいます。
研磨工(カッター)は、縦横の比率が1.7対1や1.6対1と長めのものをドロップ・シェイプ、太めのものをペアシェイプと呼んでいます。
原石からもっとも歩留まりよくカットをするので、原石の形のより、三角形に近いものから、ずんぐりとしたものまであります。

↑ ↑ ↑
ペアシェイプの輪郭の良し悪しは、真円が、上の図のようにすっぽり収まるように仕上げられているかどうかで判定します。
ダイヤモンド ペアシェイプ 最終形を決めずに研磨
研磨済みのサイズが、0.25~0.5ctのペアシェイプやオーバル、マーキスは、
最終形を決めずに研磨を始めることもあります。
なぜかというと、内部のキズと残す部分を勘案しながら、最も価値が高くなる形に仕上げるからです。
ペアシェイプに最適な、透明度の高い長めの原石は貴重品です。
そのためカッターは可能な限り目減りさせないように、ふくらみ具合や厚みを調整するのです。

ダイヤモンドのペアシェイプは、見た目が大切
ダイヤモンドのファンシーシェイプの中でもペアシェイプはもっとも典型で、
ポピュラーな存在です。
そしてラウンドブリリアントを違う点は、見た目が大切ということです。
ペアシェイプは、細身で大きく見えて、上品な形のものがおすすめです。
まとめ
ダイヤモンドのペアシェイプは、ファンシーカットの中でも、
人気が高いカットです。
形の良いものが、エレガントで美しく輝き見る人を魅了します。
なお、尖っている方と、丸い方は、どちらが上下ですかという、質問を頂きました。
答えは、上下の区別はありません。

